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キーワードは「決して頑張らない」です。 頑張ってはいけない運動・・・イメージが掴みにくいかと思います。 普段、皆さんがされているトレーニングは頑張らないと効果は出ないですよね。いくら最新の科学的なアプローチのトレーニングでもそうです。重量との戦いであるトレーニングですから、頑張らざるを得ません。 変な質問に聞こえるかも知れませんが、今まで「骨の動き」を楽しんだ事はありますか? 筋肉が骨を動かしているのは周知の事実です。しかしこの体操は筋肉が無くなって、直接骨を動かす事に意識を集中させるものです。もし疲れてきたら必ず休憩を挟みます。筋肉を常にコントロールしている皆さんには最初は違和感があると思います。しかし慣れるに従って、骨の動きが楽しく感じられ次第に心地よくなります。実際、このレッスンをスポーツクラブなどでやっているのですが、多くの方は途中で眠ってしまいます。それほど脱力出来、リラックスする事が出来るのです。筋肉を刺激するのが目的ではありません。トレーニングで言うところの「効いている、効いていない」と言う考えを持たずにする事が大切です。
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私のクライアントでシェイプアップを希望されていた30代の女性は、とても頑固な便秘に悩んでいました。1週間に1回排便できるかどうかと言うレベルのかなり頑固な便秘です。冷え性でもあり、生理痛も重くて鎮痛剤も手放せない状態でした。そこで自律神経のバランスに着目した私は、彼女にもフェルデンクライスを用いた「筋骨格ムーヴメント」を実施しました。すると2回目のセッション時には「手足がポカポカしてきた」と実感されていました。そして5回目のセッション時には「こんな大量の便が出たのは初めてです!!」と喜びながら仰っていました。その後も便通が良くなり1日出ない事もあるらしいですが、ほぼ毎日出るようになっていらっしゃいます。(お食事中の方、失礼致しました。) では、どうしてこの様なことが起こったのでしょうか? これは「筋骨格ムーヴメント」によって骨盤内の血流が良くなったのと、副交感神経が優位の状態になって腸の蠕動運動が改善された為と考えられます。蠕動運動は便を押し出していく腸の動きです。日頃の生活環境にプラスして便秘薬、鎮痛剤などを服用する習慣がある為に、余計に交感神経が優位に働いて血流が悪く、冷え性になっていたのでしょう。また交感神経が優位の状態では消化器官の働きは抑制されています。手のポカポカも交感神経優位から、副交感神経優位になり血流が良くなったのでしょう。生理痛は幾分ましになったのですが、依然、鎮痛剤は使用されていました。しかしそこではサプリメントの力が大きく働きました。免疫力アップ、活性酸素対策の栄養素の組み合わせで、嘘の様に生理痛も軽くなりました。
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また40代男性で腰痛の方にも効果がありました。 この方は例外なく「腹筋を強くしなさい」とお医者さんからアドバイスされ、日々シットアップ、レッグレイズなど頑張っていらっしゃったそうですが、一向に腰痛が解消されず、深い部分での痛みが増して来たとの事でした。最初にチェックしたところ、腹部、下背部、臀部、大腿部前面、大腿部後面、股関節前面の筋肉の硬直が見られました。この状態でシットアップをやると、腸腰筋で状態を引っ張り挙げる力がとても大きくなり、腰椎にもかなり負担が掛かります。また腹部も硬いので、背骨がキャタピラの様に動く事を妨げていました。各筋肉の硬直は整体的なアプローチやスポーツマッサージ、ストレッチングである程度解消はされたのですが、腰痛をかばう為にどうしても日常生活で偏った筋肉の使い方になり、セッション毎にスポーツマッサージが必要でした。長年の腰痛で骨も筋肉もが正しい動きを思い出せないのでしょうか、この方にもフェルデンクライス・メソッドを用いた「筋骨格ムーヴメント」を実施してもらいました。 骨盤の動きが腰椎に伝わる感覚、腰椎、胸椎へと一つ一つの骨がキャタピラの様に動かす事を中心に行い、徐々に腹筋群の意識を高め、骨格との協調性を向上させていきました。すると、腰痛が徐々に消えていき腹筋運動がスムーズに行えるようになりました。 それから1年が経過しますが、腰痛は再発していません。それどころかご本人が腹筋トレーニングが好きになり、シックスパックのバリバリに割れた腹筋を目指して頑張っていらっしゃいます。今度は腹筋が強くなり過ぎないように気を付けないといけません(笑)。 この方の場合は筋肉と骨格の動きが「チグハグ」になっていたと考えられます。それを「筋骨格ムーヴメント」により深部の筋肉の緊張緩和、コントロールが可能となり、表面の筋肉も動きやすくなり、今まで使えていなかった筋肉が使えるようになったのが最大のポイントであると思います。 「頑張らない運動」にも関わらず、最初の数週間は腹筋(特に下腹部)の筋肉痛が起きたとお話されていました。 骨と筋肉・・・私はそれ以外に血流の改善も大きな要因だと考えています。交感神経が優位で血管が細くなり、慢性的に血流が悪くなり筋肉が硬くなっていたのです。また、このクライアントは鎮痛剤(インドメタシンなど)の常用もしており、特に血流が悪くなっていた様です。「頑張らない運動」により、今まで抑圧されていた副交感神経が働きだし、血流を改善し蓄積された老廃物や、痛み発生の物質も除去され、細胞が活力を取り戻したのだと思います。
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この様に、身体を支配し無意識に働く神経である自律神経の働きがとても重要になってきます。自律神経の乱れは、日々の生活がつらい人、大病を煩っている人を更に悩ませます。また、トレーニング効果が思わしくない方を始め、最初に挙げた9つの症状の改善には、「頑張らない運動」でリラックスし自律神経のバランスを整え、身体の基盤をしっかり機能させる事が有効です。いつも歯を食い縛って頑張っているあなた!ちょっと視点を変えて、筋肉への刺激を忘れてみませんか?骨格の動きを見つめ、全身のリラックスを体感し「頑張らない運動」を楽しんでみましょう。 「筋骨格ムーヴメント」の実際については、当店で販売しておりますビデオをご覧下さい。
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